犬と猫のパルボウイルス感染症
こんにちは。春が過ぎ、院内では新しくお迎えした小さなワンちゃん・ネコちゃんを見かけることが多くなってきました🤗
その時期の子たちが注意したい感染症について少しご紹介できたらと思います🐶🐱
犬と猫のパルボウイルス感染症について
パルボウイルス感染症は、犬や猫に重い消化器症状を引き起こす感染症です。特に子犬や子猫では命に関わることもあり、予防が非常に重要な病気として知られています。
パルボウイルスとは?
パルボウイルスは非常に感染力が強く、環境中でも長期間生存できるウイルスです。
感染した動物の便や吐物、汚染された環境を介して広がります。
主な症状
パルボウイルス感染症では、主に強い消化器障害が起こります。
- 元気消失
- 食欲不振
- 嘔吐
- 激しい下痢
- 血便
- 発熱
- 脱水
特に生後数か月齢の子犬・子猫では急速に症状が悪化し、亡くなってしまうことも少なくありません。
診断と治療
診断は症状やワクチン歴の確認に加え、便を用いた迅速検査などを行います。
※感染力が非常に強いため、疑わしい場合は院内へ一緒に連れて来ないようご協力お願いします。
獣医師が検査キットを使って病院の外で感染の有無を確認します。
治療は主に対症療法のみになり、
- 点滴による脱水補正
- 制吐剤
- 抗菌薬
- 栄養管理
などを組み合わせて行います。
予防で最も大切なのはワクチン接種
犬・猫ともに、パルボウイルス感染症はワクチンで予防できる病気です。
特に子犬・子猫では、
- 適切な時期に初年度ワクチンを接種する
- 追加接種を受ける
- 獣医師が推奨するスケジュールを守る
ことが重要です。
ワクチン接種が完了していない時期は、不特定多数の動物が集まる場所への外出を控えることも感染予防につながります。
まとめ
パルボウイルス感染症は犬・猫ともに重症化しやすい感染症です。特に子犬や子猫では短期間で状態が悪化することがあります。
「元気がない」「嘔吐や下痢が続く」「血便が出た」といった症状が見られた場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
◎特にワクチン未接種での子犬・子猫の状態が悪く、消化器症状が見られているケースでは来院時に院内には一緒に連れて来ず、その旨を受付にお伝えください。
先述の通りパルボウイルス感染症は非常に感染力が高いため、院内の他のワンちゃん・猫ちゃんに感染させてしまう恐れがあります。皆様のご協力のほどよろしくお願いいたします🙇♂️

